【レビュー】るろうに剣心[北海道編]第4巻|嵐の前の静けさを感じる展開です

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どうも、KYです。(@ky_rta)

前巻から長かったですね〜。ようやくるろ剣北海道編の第四巻が2020年5月13日(水)に発売されました。

やはりるろ剣はココロの精神安定剤ですね。リアルは大変ご時世ですが、剣心と左之助のオリジナル旧作から変わらないやり取りを見ているとホッとします。

エンタメは人生の活力…!ということで第4巻の感想です。

本記事の内容にはネタバレ要素が含まれています。

目次

第4巻を総評すると嵐の前の静けさである

遠くの嵐を見つめる

あまり真剣なバトル要素が少なく、アクションとしては面白みが欠ける展開となりました。しかし下記のような、今後を占う重要な要素・伏線が散りばめられていたと読んでいます。

  1. 闘姿(とうし)という精神コマンド
  2. 剣心の身体状態がさらに悪化する予感
  3. 剣客兵器の全貌と今後

以上について感想です。

闘姿という精神コマンドが若者の未来を占う

握りしめた拳

闘姿はいまのところ剣客兵器・七人の部隊将のうちの一人である凍座白也(いてくらびゃくや)が有している能力で、相手の闘いにおける実力が「異形の姿」として見えるもの。凍座の見解だと、猛者とは「地獄でのみ育まれる」とのこと。

そういった話がでてくると気になってくるのが、やはり三島英次という存在。彼は今作において一番複雑な役回りを担っていますからね。

前作では志々雄一派に両親のみならず、兄まで惨殺される悲劇の少年。そして今作ではその憎き旧志々雄一派と共闘しなければならない運命。今も昔も変わらず地獄の中をさまよっているわけなんです。

闘姿の覚醒においてポテンシャルを秘めている三島くんですが、まだまだ若いですし、戦闘経験も豊富ではありません。凍座によると「小鬼」が育った段階なようです。しかしこれが真の「鬼」になったときを考えると…ガクブル

下手したら、というか間違いなく「るろ剣北海道編」における最重要キャラは実は彼なのでは、と思ってしまいます。正義を誓うか、悪に飲み込まれるか…今後の流れが間違いなくストーリーに大きな影響を与えるはず…!

そして同時に、剣心に気絶させられた凍座が目覚めたときどのような状態になっているか、ですね。敗北と再起をくり返して強くなるとはどういうこと???

剣心の身体状態は悪化の一途…どうなる!?

十字に重ねたマスク

もともとオリジナルの前作から体躯の小さな剣心にとって、飛天御剣流は大きな負担。将来は技を撃てなくなると言われていました。ついにそれが現実味を帯びてきたことを痛感することに。悲しいっ。

凍座と本気で闘ったわけでもないのに、九頭龍閃を3回放った(二十七頭龍閃…笑)だけであの身体疲労度…。ちょっとただ事じゃない雰囲気ですね。

剣客兵器のつぎなる襲撃地である小樽に向かう前に、薫の提案で緋村一家の家族写真を撮影しましたが、死亡フラグになると読んでいます。といっても少年漫画からの作品ですからね。いくらなんでも本当に「剣心死す」みたいにはならないと思うので、ギリギリの状態でピンチを察した弥彦が東京から駆けつけてくる展開かな、と想像しています。

そして、明日郎がいつ「無限刃」を抜くのか…!第4巻は本格的な戦闘シーンがなかったので、第5巻で激動の展開が訪れそう。

剣客兵器の襲撃から北海道を守れるのか

日本刀のイラスト

剣客兵器の襲撃地が凍座の尋問のなかから明らかにされましたね。新たな襲撃地として小樽・札幌が登場。

前巻をレビューしたときにチーム分けする展開になりそうと話していましたが、当たってましたね!

筆者

各チームのメンバー予想は少しはずしましたがっ…!

  • 小樽チーム:剣心・左之助・アの三馬鹿
  • 札幌チーム:斎藤・永倉・三島
  • 函館チーム:十本刀

ということで、一番心配なのがやはり小樽ですねぇ…。剣心の身体状態が怪しいし、アの三馬鹿は戦力にならなさそうですし。どこのタイミングで助っ人の弥彦、もしくは大穴でいうと蒼紫が登場するかですね。

個人的には札幌チームが一番熱い!まだ実力を見せてくれていない永倉の腕前と、斎藤との新選組以来の連携プレーが楽しみすぎです…!

小樽チームは到着そうそう、市中に刀がでまわっているという問題に直面していますが、これも闇が深そうですねぇ。斎藤と永倉で話をしていた「鹿鳴館」が絡んでいそうな気がしています。

第4巻では伏線がいろいろはられましたね。つぎの巻から一気にストーリーが展開していきそうな雰囲気です。そんな第5巻は冬頃に発売予定とのこと。半年後を楽しみに首を長くして待ちましょう!

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この記事を書いた人

どこにでもいるいたって普通の社会人(31歳♂)です。
あまり空気を読まずに思いついたことを綴っていきます。
気楽にお付き合いいただければ幸いです。

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