どうも、KYです。(@ky_rta)
社会人になったばかりだけど、人生マジでつまらん。仕事のやり方を上司から教えられても納得できん。っていうか絶対に俺のやり方のほうが正しいじゃん…?違う方法試してみてもすぐ怒られるんだよなぁ~。もっと自由にやらせてくれよ。
飲み会のマナー?めんどくさいなぁ…。なんでそんな周りに気を使い続けなきゃいけないの?みんな楽しそうに笑っているけど、こっちは全然楽しくないんですけど…。
一度しかない人生。その大半を占めるのが「仕事」の時間。仕事を楽しめるかどうかで人生の充実度がマジで変わってくると実感しています。仕事を楽しめていないと、プライベートもなんだかうまくいきません。
はぁ〜、いつ辞めようかな。
そんなことばかり考えていたわたしが、(意識を変えて)仕事を続けてみた結果、見えてきた景色について。
清濁併せ呑むことについて音声収録しました
29歳の時点で考える仕事への向き合い方
わたしの20代前半は仕事ができなさすぎて、マジで怒られまくっていた日々でした。その中で感じた理不尽なこと、世の中を自立して生きていくために必要な事実、そして悟ったことを書いていきます。
とにかく物覚えが悪すぎて絶望の日々でした…
理想の上司などこの世に存在しません
いきなり残酷ですが、これが事実です。世の中には理想の上司像ランキングなどあるようですが…。
「理想」とは、あくまで自分にとって「こうであってほしい」という抽象的概念なので、実際は思い通りになるわけないのが当たり前なんですよね。
「上司」は「社会人の手本」となる存在だ!一挙手一投足学ばなくては!
まずこの考えについて、否定しましょう。
よほど尊敬できる上司に巡り会えた場合はラッキーです
理想の仕事もこの世に存在しません
周囲からの話を聞いたうえでの意見ですが。残念ながら「理想」の会社、仕事についても存在しません。
たとえ第一志望の会社・職種に就けたとしてもです
というのも、用意されたポスト(会社・職・地位)というのは、それまでに関わってきたひとや環境から成り立っているものです。
自分以外の色に塗り固められたイスに座らされるようなもの。ひとそれぞれ個性や考え方が違うのですから、100%フィットする座り心地のよいイスがないのは当たり前。
「この職場、悪くはないけど思っていたのとすこし違うなぁ…。」これくらいの感想で済むのであれば、かなりマシなほうです。
清濁併せ呑むという考え
それではギャップを埋めるためにどう行動すればいいのか…?
- 現実と向き合い、ギャップをすべて飲み込む
- どうしても受け入れられないものは吐き出す
- 受け入れられそうなものは養分にする
「清濁併せ呑む」という考えです。精神論みたいで、すみません。でも尊敬している社長さんから贈られた言葉なので、けっこう事実だと思うんです。
好きなこと、イヤなこと、すべてまずは受け入れてみましょう。意外とイヤだったことも時間が経つと「割と大丈夫かな」という心持ちになることがあります。身につけられそうなものは拾い上げて、自分のレベルを上げていきましょう。
職場では自力でレベル上げをしてポストを確保するしかないです。この仕事においてわからないことを聞くなら「この人」と頼られるようになったら「ポスト」がようやく自分の色に染まってきたということです。
スポーツ(集団競技)の世界でも一緒ですよね。チームには不満があるかもしれないけど、それを受け入れたうえで自分のクオリティを上げつつ、周囲を活かす。現状のレベルに満足できなかったら、移籍する。
基本的に仕事もスポーツもチームプレーなわけで、レギュラーを勝ち取るための道のりは似たようなものですね。
その上で仕事を辞めるか、辞めないか
わたしは会社を辞めたことがないので、辞めることについては何も言えません。だけど社会人生活の中で、いろんな理由があって辞めていく人を見てきました。その中で成功している人、失敗している人の特徴についてはなんとなくわかる気がするんです。
辞めて成功しているひと
- 職場で実績を残して、他社へ引き抜き
- 資格・試験に合格して専門職へ
- 起業・独立など明確な目標がある
上記3点について1つずつ見ていきます。
①については言うまでもなく、他社から「この人材が欲しい」と思われている状態ですから、問題ないでしょう。実際に待遇面でも良くなっているひとが多い印象です。
②につきましても、仕事で忙しい中「勉強する価値がある」と本人で決断をして、挑戦した結果なので、満足度も高そうですね。
③起業・独立をするひとは、マジですごいです。成功するか、失敗するかは置いておいて、チャレンジしている生き方に誇りを持っているひとが多い印象ですね。圧倒的に会社員生活を送っているときよりも生き生きしてます。
辞めて失敗してるひと
- 感情的(ケンカなど)な理由で退職
- 将来のヴィジョンが不透明なまま退職
- コミュニケーション能力不足で退職
もちろん上記3点が理由で退職しても、成功しているひとがいるのは重々承知の上です。
とはいえ一時の「感情」で、「計画性」もなく、職場内外との「コミュニケーション能力」が不足したまま仕事を離れるひとは、割とその後に失敗しているケースが多い気がします。
労働環境が法的にブラックだから、という場合は除きます。
採用する側の人間の気持ちになって考えても、そういったマイナスな理由で退職したひとが面接にきても、成果を期待できるかどうかは微妙な感じですよね。もちろん中には心機一転バリバリ頑張るひともいるでしょうけど。
「辞めるべき理由」が明確ではないうちは、清濁併せ呑んで「最低限のポスト」といいますか、会社における居場所を確保してからどうするかを考えるべきだと思っています。
自分の人生です、決断しましょう
わたしは何度も「辞めたい」と思う日々でしたが、社会人3年目くらいから急に視野が開けてきました。というより理想の環境を「求める」よりも、自分が努力して「創る」ほうが簡単だと気づいたからです。
自分のレベルを上げて、ポストを手に入れると、自由にできることが増えてきます。あとは仕事を楽しくできるように仕組みづくりしていくだけです。そして結果をだせば、また自由度が上がります。
快適な仕事環境を手に入れるためには、自分が努力するしかない。当たり前のように聞こえる言葉ですが、20代のうちに悟ることができて本当によかった事実です。
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