[2021年4月4日投稿]
どうも、KYです。(@ky_rta)
流行り廃りのサイクルが早い時代で右往左往しながらなんとかやっているわたしです。聞く話によるとどうやらつぎは音声メディアの時代がくるらしいじゃないですか。
▼スタエフのmyチャンネルです▼
音声メディアの代表格といえばラジオ。小学生のときに学研という科学系?の雑誌を定期購読していまして、毎号ふろくが付いてくるんですね。その中でも特に記憶に残っているのがラジオを自作するというもの。
もちろん完成後はお気に入りアイテムとなりまして、夜な夜な野球中継やオールナイトニッポンスーパーを聴いては寝落ちしておりました(笑)
社会人になってからもお仕事で何度かインタビューやPRでラジオに出演させていただいたこともあり(ほんのちょっとの枠ですが)、憧れとまではいわなくとも電波に自分の声や想いをのせて発信するのってブログと一緒でオモシロイな〜、と思っておりました。
そんななか近頃いろんなサービスが生まれて盛り上がっている音声メディア業界。たびたびTwitterなどでも目にして興味が湧いていたので、物は試しにと「stand.fm」を初挑戦のフィールドに活動をはじめてみた感想を綴ります。
※ほんとはClubhouseやってみたかったけどスマホがAndroidで断念…笑
「stand.fm」について配信者視点からの感想
数ある音声メディアの中からstand.fmを選んだわけなのですが、大きく気に入っている点については以下のとおり。
※他の音声メディアでも重複している部分あるかもですが
- 限りなくハードルが低い収録・投稿までの流れ
- 編集作業は基本的に必要ありません
- 他のひとと比較せずに自分のペースで続けられる環境
とにかく配信初心者にとっての参入・継続へのハードルを取り除くことに運営サイドはとても熱心なサービスだな、と感動しています。それでは上記の理由についてカンタンにお伝えしていきます。
収録/LIVE配信までのハードルが低い
アプリ起動から3回タップするだけで収録/LIVE配信できます。ムダな導線がなく迷うことありません。思い立ったときにサクッとつかえます。
めんどうな編集作業ゼロで投稿OK
収録後の基本的な作業は以下のとおり。
- 用意されているBGMを選ぶ
- タイトルと概要の入力および背景画像を選択
- 投稿ボタンを押すと自動で音量などMIX作業を実行後アップロード
BGMと背景画像が膨大な種類用意されているので、これを選ぶのが1番時間かかるかもしれませんね(笑)もちろん外部音源アップロードしてBGMにしたり、自分で撮った写真を使用することも可能となっています。
※利用できる音声データの拡張子:mp3・m4a・aac・wav
継続モチベが湧くシステムづくり
「これ画期的だな〜」と思ったのが、放送に対してのいいね数や再生数、またフォロワー数というのが自分以外からわからない。(他者には表示されない)
勇気をだして配信活動をはじめてみたいけど、リアクションなかったらどうしよう?他のひとに見られるのハズカシイから続けるモチベ湧きません(。>﹏<。)
そんな引っ込み思案or恥ずかしがり屋さんでも安心して続けられる仕様になっているのがスバラシイ。なんといっても自分専用のラジオ局ですからね。自己満で楽しんでいきましょう!
SNSって錯覚資産(いいね数・フォロワー数)が重要な要素だと思っています。フォロワーが多いひとの発言って注目されがちですし、発信に対してのアクション数を見て「スゴい!!」と思っちゃうものなんですよね。
※極端な話ですがフォロワー10名のひとと、フォロワー1,000名のひとがまったく同じことを発言していたらどうしても心理的にフォロワー1,000名のほうが信憑性高く感じますよね
自分自身も発信の受け取り方については気をつけるようにしているのですが、色眼鏡を外して物事を捉えるってのは想像以上に難しいものです。そういう意味でもフラットな視点で配信を聴くことができるシステムづくりはリスナー側としてもうれしいものです。
「stand.fm」についてリスナー視点からの感想
スタエフはシンプルなインターフェイスと使い勝手が素晴らしいサービスだなと感動する一方で、こういうのがあればな〜といった物足りなさもあります。わたし個人がリスナー側で感じる要望や感想を綴っていきます。
Chromebookでスタエフアプリ使えず
一発目からめちゃくちゃ個人的な要望になっちゃうのですが(笑)
わたしは普段からChromebookをつかって調べ物したり、ブログ書いたりしています。その際はAmazon MusicをBGMで再生していたりするんですね。
Chromebookは(全部ではないものの)Androidアプリをつかうこともできるのですが、スタエフは残念ながら対応しておらず…。
※Webブラウザから強引に聞くことは可能ですが使い勝手は当然悪いです
ブログ書きながらの「ながら聞き」って相性抜群だと思うので、将来的に対応していただければな〜と思っています。
パーソナライズ・アルゴリズムの仕組みがない(!?)
YoutubeとかTwitterは視聴しているコンテンツ内容や、フォローしているひとの属性によって利用者それぞれで表示結果が変化しますよね。
いまのところスタエフではそれを感じることがないので、自分の趣味嗜好に偏らずにいろんなタイプの放送に触れられることが楽しいです。
今後アルゴリズムに手が加えられるようになったとしても、それこそ本物のラジオ局チャンネルのように雑多な世界が広がる空間になってほしいなと思います。
※ラジオが好きな理由って意図せずして興味なかったジャンルの知識に触れられることが大きい
あとこれは完全に個人的な意見ですが、何度も放送しているひとが「#はじめまして」のハッシュタグ多用しているのは微妙な感じが(笑)リスナーとして本当の初回放送を聞いてみたい気持ちで視聴しにいったのに、実は二桁・三桁放送回数を重ねてるひとの収録だったりで、思うような放送に出会えなかったりしたので…。
カテゴライズ機能の充実化を希望
先ほど言ってた「雑多な世界」と反しちゃう要望になる部分もあるのですが、トップページや自分のチャンネルをより自由に、自分好みにカテゴライズできる機能が実装されるとうれしいですね。
カテゴリー・ハッシュタグ機能のユーザビリティ向上
現在トップページには運営側から用意されたカテゴリー・ハッシュタグの放送しか一覧に表示されません。たとえば自分の興味あるハッシュタグを指定して、そのタグに紐づく放送がトップページに羅列されるようになると好みの放送を見つけやすくなってありがたいですね。
※放送概要欄にあるハッシュタグを押すことによって同タグの放送一覧表示は可能だけどアクセスまでの手間が少しメンドイ
再生リストでチャンネル内を整理
収録した放送は自チャンネル内で時系列順に並ぶ仕様となっています。それ以外のソート方法はいまのところなし。Youtubeみたいに再生リストのようなものを作成できると、視聴者は興味あるジャンルの収録にたどり着きやすくなりますよね。
配信者側としても時系列順以外の方法がほしいですね。積み重なっていく自分の放送を整理してたまには見返したいですからね。
「いいね」した放送のふりかえり
これがなにより欲しい。Twitterだと自分がいいねをしたツイートはあとから確認することができますが、スタエフはそれを確認する術がありません。
たとえば時間がなくて途中までしか聞けなかったり、あとで聞き直したいと思える放送に遭遇しても「お気に入り」として記録を残すことができないんですね。さっさとフォローしろよ!という話ではあるのですが(笑)
以上、自分勝手なワガママをいっぱい書きましたが、そのぶん愛が溢れているということで…!本当にそれほど素敵なアプリなのです。運営さんには感謝の言葉しかありません。新しい人生の刺激にめぐりあえて幸せです。
この記事にたまたまたどり着いた皆さまも、ぜひこれから主流になる(!?)音声メディアの世界に触れてみてはいかがでしょうか!
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