[2019年3月2日更新]
どうも、KYです。(@ky_rta)
最近ニュースなどでよく話題になる、”民泊”サービス。
わたしも遅ればせながらではありますが、先日函館へ夫婦で旅行に行ったときに「Airbnb」というサービスを通じてはじめて民泊を利用してみました!
▼平成最後の函館旅行記▼
そのときに感じたメリットやデメリットを語ってみようと思います。
これから民泊の利用を考えている人の参考になれば嬉しいです!
Airbnbをつかってみた!
「ホスト」と「利用者」をつなぐ民泊仲介サービス提供者の中でも、世界最大のサービス事業者が「Airbnb」。
「えっ…なんて読めばいいの?えあーぶんぶ?」
そんな感じのわたしでしたが、アプリをダウンロードして、クレジットカードと身分証明書(運転免許証など)があればあっという間に利用者登録ができます。
身分証明書も郵送する必要は一切なし!
スマホで撮影した写真でOKなのが手軽でいいですね。
身分確認の審査もあっという間に終わりましたよ。
登録したその日から、世界中どこへ行こうと宿泊先を見つけることができます。
宿泊する諸条件などについては、ホストの方とAirbnb内のメッセージでやり取りすることになります。
海外に宿泊される場合は、主に英語でやり取りすることになると思います。
Google翻訳を駆使して頑張ってみてください。
ちなみにAirbnbの正式な読み方は「エアービーアンドビー」です。
民泊の特徴
日本における民泊は、ホストが所有する「一戸建て住宅」や「マンション・アパート」を利用することが多いです。
今回の旅行でわたしが宿泊した施設は、「一戸建て住宅」で4部屋を提供している建物でした。
宿泊する各部屋には鍵を完備。
キッチン・リビング・洗面脱衣室・お風呂が共用スペースとなっている物件です。
民泊だとよくある条件なのかな?
この宿泊体験で感じたことを率直にお伝えしようと思います!
◆デメリット
壁が薄い
まぁ普通の住宅ですからね…。
隣の部屋にいる宿泊者さんの声が、普通の会話くらいのトーンでしたが漏れ聞こえていました。
(さすがに内容までわからない程度の音量)
大きな声での会話にはお気をつけを!
朝のシャワー争奪戦
1部屋に2人宿泊していたとして、1つの家に8人家族で生活みたいなものです。
そりゃ混み合いますわ…。
他の宿泊者を気にせずにシャワーを浴びたい場合は早起き必須ですね。
リビングでのんびりできない
リビングはソファやテレビがあって清潔で広々しています。
旅行の移動疲れを癒やすべく、ドカッとソファに深く腰をおろして…
「いやいやいや!」
他の宿泊者の方を気にすると、のん気にそんなことできませんって。
ホテルだとロビーにあるふかふかのソファでくつろぐのが大好きですけど、民泊の共用スペースはさすがに気にしちゃいます。
アメニティも共用
洗面脱衣室やお風呂にはアメニティグッズが完備されていました。
歯磨き粉・コップ・シャンプー・ボディソープなどなど。
気にしない人には問題ないでしょうが、知らない他人のつかったものを共用するのに抵抗がある人は多いハズ。
ホテルだと使い捨てのアメニティグッズが各部屋に備えられていますが、民泊の場合は自分の持ち物を一式持っていくことをオススメします。
◆メリット
ホストのおもてなし
ホストはビジネスとして民泊を運営していますが、それと同じくらい現地に訪れた宿泊者をもてなす気持ちが強い人も多いと思います。
今回の宿泊先のホストさんは地元・函館にずっと住んでいる方だったので、観光情報誌やネットでは見つからないような貴重なローカル情報を教えていただきました。
宿泊する前から細かい疑問や不安な点についても親切に回答をいただけたので、とても気持ちよく宿泊することができました!
ゲストとの交流
夫婦での旅行ということもあって、あまり他の宿泊者の方と交流する機会はなかったのですが、ゲストノートには海外から来た方のメッセージがびっしり。
一人旅や友人との旅行で利用するときは、国際交流を楽しめるよい機会になるかもしれません。
旅行ついでに語学勉強もできて一石二鳥!?
コストパフォーマンスがいい
選ぶ物件によって、もちろん金額の差はありますが。
基本的にはビジネスホテルに宿泊するよりも金額が安い物件がたくさんあります。
「旅行中はどうせ遊び疲れてるし、帰って寝るだけ!」
こんな方は、選択肢として民泊はかなりアリだと思いますよ!
団体利用も可能
ホテルだと普通には有り得ない話ですが…。
「物件の貸し切り」も可能です!
誰にも迷惑をかけることなく、友達家族と旅行を満喫できます。
キッチンが付いている物件だと料理をすることができるのも嬉しいですよね。
宿泊人数に対して金額を算出するホテルと違って、Airbnbに掲載されている物件は1部屋もしくは1物件あたりでの金額なことが多いので、人数が増えれば増えるほどお得になります。
個性的な部屋
日本の民泊でも海外からのお客様をお迎えするために、和をコンセプトにしたお部屋だったり、特徴ある部屋を貸し出しているホストさんがたくさんいます。
しかし海外はスケールが違う…
“お城”に宿泊できたり、”別荘”(映画とかで見るようなプール付きの大邸宅)に宿泊できたりと、ゴージャスな宿泊体験をできるところもあるんですよ!
(しかも思っているより安い)
民泊の利用に向いてる人はこんなタイプ
◆よく眠れる
マナーのよい宿泊者が多いと問題ないですが、それでもある程度生活音は聞こえます。
寝付けないタイプの人だと睡眠不足になる可能性も!?
わたしの奥さんは眠りが浅いタイプなのですが、日中たっぷり体力をつかったおかげで寝れたようです笑。
音以外で気になったのがベッドや枕の問題。
ホテルでの宿泊であれば、それなりのクオリティのベッドと枕が備え付けられているので、快適に睡眠できます。
しかし民泊は泊まってみるまでわからない部分があります。
今回の宿泊先はいたってフツーのお布団でした。
可もなく不可もなし…。
ホテルクラスの睡眠環境は期待しないほうがいいと思います!
◆コミュニケーションが苦にならない
ホテルで宿泊する場合ですと、
ネットor電話から予約⇨チェックイン手続き⇨チェックアウト手続き
といった感じで、ほとんど手間なく宿泊予約からチェックアウトまで手続きすることができます。
しかし民泊はホストが所有する物件を利用することになるので、その物件ごとにルールが違います。
宿泊前に「鍵の取り扱い方法」や「ハウスルール」をメッセージでやり取りすることになります。
また、他の宿泊者さんと一緒に過ごすことになる場合は譲り合いの精神が必要です。
マナーが悪い人のせいで、「せっかくの旅行が台無し!」なんてことに誰もなりたくないですよね。
自分自身の行動にも気をつけましょう。
◆細かいところを気にしすぎない
日本のビジネスホテルは世界トップクラスのクオリティです…。
部屋は清掃が行き届いていてキレイだし、だいたい空気清浄機が備わっているし、コート掛けのスペースにはリセッシュ置いてあるし。
民泊は学生時代に友達の家に泊まった感覚で利用するのがオススメ!
で、ホストは優しい友達のお母さんのイメージです。
ね?なんとなく民泊のイメージが伝わりましたよね?
まとめ
はじめての民泊を利用して感じたことは、”人間関係の距離の近さ”。
人によって「合う」「合わない」が大きく分かれるサービスだと思います。
今回の旅行先は過去に何度も訪れたことがある函館だったのですが、民泊でよいホストさんに恵まれることができたのであれば、その街に一層の愛着が湧くんじゃないかと思います。
わたしは独身時代よく一人旅をして、ろくに酒も飲めないのにバーや個人経営のちっちゃい飲食店に足を運びました。
そしてそこに集う地元の人たちと話をするのが好きでした。
そういった場所はどんな観光スポットより、「地元の空気」を感じることができるんです。
生まれ育った地域や環境が違うだけで、見てきた世界が全然違う。
そしてそんな人との交流が、自分の人生にとって素晴らしい経験値になります。
わたしにとって民泊はそんな貴重な経験値を積める場所だと感じました。
「ホテルよりも旅館が好き!」
「女将や大将と話をするのが好き!」
そんなひとには間違いなく民泊がオススメです。
素敵なホストやゲストと出逢って、人生の経験値をアップさせることができたら素敵ですね!
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